「ゲーミングPCが欲しいけど、どれを選べばいいかわからない…」
そんなあなたのために、初心者でも失敗しにくいゲーミングPC選びのポイントを徹底解説しながら、予算別のおすすめモデルも紹介します。
PC本体だけでなくモニターや拡張性も含めて考えると、後で「ああすれば良かった」と後悔することも少なくなります。私自身も最初の1台で悩んだ経験があるので、その視点を交えてお話しします。
ゲーミングPCを選ぶときの5つのポイント
1. GPU(グラフィックボード)
ゲーミングPCの「肝」とも言えるのが GPU。ゲームの描画性能を左右します。
- 軽めのeスポーツやインディーゲームなら:NVIDIA GeForce RTX 3050 / GTX 1660 SUPERクラスでも十分
- 最新 AAA タイトルや高リフレッシュレート対応なら:RTX 4060 / RTX 4070 あたりを目安に
- レイトレーシングや高解像度で遊びたいなら:RTX 4080 / RTX 4090 などの上位モデルを視野に
私も最初はローエンドで始めて、RTX 3060 を使っていましたが、最新ゲームでは動作が厳しくなった経験があります。最初から多少余裕を見た選択をするのが賢明です。
2. CPU(プロセッサー)
描画だけでなく、ゲームロジックや背景処理にも関わる部分です。GPU に合わせた性能を選びましょう。
- 推奨:Intel Core i5 シリーズ / AMD Ryzen 5 シリーズ 以上
- 余裕を持たせたいなら:Core i7 / Ryzen 7
GPU とバランスが取れていないとボトルネックになるので、ミドル帯以上の GPU を使うなら CPU もしっかり選びたいところです。
3. メモリ(RAM)
複数アプリ起動や大型ゲームタイトルを快適に動かすために重要な要素。
- 最低でも 16GB を推奨
- 複数ソフトを同時に使いたいなら 32GB が安心
たとえば、配信ソフトとブラウザを同時に開いてゲームをする人には、16GB では足りないと思う場面も出てきます。
4. ストレージ(SSD)
ゲームのロード時間、インストール容量、OS の応答性などに直結する要素です。
- 推奨容量:500GB~1TB の高速 SSD(NVMe 推奨)
- HDD はデータ保存用途に補助で使う
たとえば、ゲームを複数入れる人は 1TB でも足りないことがあるため、余裕のある容量を選ぶと後悔しにくいです。
5. モニターとの相性
高性能な PC を用意しても、モニターが追いつかないと意味がありません。
- リフレッシュレート(Hz):144Hz / 240Hz / 360Hz 等
- 解像度:フルHD / WQHD / 4K
- GPU 出力に見合ったモニターを選ぶこと
たとえば、GPU が 144Hz 処理可能でも、モニターが 60Hz 以下だと滑らかさを実感できません。最初にモニター構成を決めておくと後悔が少ないです。
予算別おすすめゲーミングPCモデル
以下は 2025年時点での目安ラインとして、4つの予算帯でおすすめモデルを紹介します。
10万円前後:ライトゲーマー向け
- GPU:RTX 3050 / GTX 1660 SUPER
- 特徴:軽めのタイトル(フォートナイト、Valorant、マインクラフトなど)が快適
- コストパフォーマンス重視の入門機として最適
15〜20万円:標準的ゲーミング環境
- GPU:RTX 4060 / RTX 4070
- 特徴:ミドル〜重量級ゲームも十分プレイ可能
- 初心者から中級者の「ちょうどいい」ライン
25〜30万円:ハイエンド入門
- GPU:RTX 4070 Ti / RTX 4080
- 特徴:高画質設定、WQHD や 4K 解像度でも余裕を持てる性能
- ゲーム+配信・編集用途でも対応できる性能
35万円以上:最上級モデル
- GPU:RTX 4090 など
- 特徴:4K+レイトレーシング最高設定での実行
- 将来を見据えた「長く使える」ハイスペック構成
デスクトップ vs ノートPC:どちらがいい?
デスクトップのメリット
- 拡張性が高い(パーツ交換・増設可能)
- 冷却性能・格納性で有利
- コストパフォーマンスが高い
ノートPCのメリット
- 持ち運び可能
- スペースが限られた環境で使いやすい
- 近年のゲーミングノートは性能も十分だが、発熱・冷却が課題になる場合も
初心者には、拡張性と性能面で安心なデスクトップ PC を最初に選ぶのがオススメです。後からパーツを交換したり、拡張したりも簡単ですし、快適性も長持ちします。
まとめ:初心者が最初に選ぶならこれ!
- 狙い目は 15〜20万円帯 のモデル
- GPU は RTX 4060 / 4070 クラスを目安に
- メモリは 最低 16GB、できれば 32GB
- SSD は 500GB〜1TB の NVMe 推奨
- モニター構成も最初に決めておくこと
ある初心者の友人も、最初に無頓着で安いモデルを買ってしまい、1年後に「性能不足で最新ゲームが遊べない…」と後悔していました。
その経験から、最初から多少余裕を見た構成を選ぶことが長く楽しむコツだと感じています。
ゲーミングPCを始めると、サッカーゲーム(FIFA / eFootball / UFL / FM など)も快適に遊べますし、配信や編集などゲーム以外の用途にも使えるようになります。
この記事を参考に、自分に合った最初の1台を選んで、ゲームライフをスタートさせてください!


